スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ヨコエビについて熱く語る

今回は、志向を変えて「ヨコエビ」について熱く語ってみたいと思います。

マリンアクアリウムのキーパーでヨコエビを知らない人は少ないと思いますが、
ヨコエビに対して誤った認識が多いように思います。
声を大にして言いたいのですが、ヨコエビは害虫ではありません!
うまくすれば水槽にとってこれほど有益な存在はないので、
このブログを読んで下さった方に少しでもお役に立てればと思います。

ヨコエビ
ヨコエビ
体長数mmの小さな甲殻類で、「ヨコエビ」という名前ですがエビの仲間ではありません。
アクアリウムのジャンルでは、主に生き餌として利用されています。

私はほぼ欠かさず毎月、ショップでヨコエビを購入して海水水槽に投入しています。
見た目的に嫌う人も多いヨコエビを、どうしてお金を払ってまで水槽に入れるのか。
まずはその理由とメリットから挙げていきます。

1:残り餌やデトリタスの処理
ヨコエビは雑食性で活発に活動するので、残り餌処理にも非常に有効です。
うちの場合は、大きい順に
・フシウデサンゴモエビ
・イソギンチャクモエビ
・マダラヨコバサミ・ブルーレッグハーミットクラブ(ヤドカリ)
・ヨコエビ
各種クリーナー部隊を揃えています。
ヤドカリでも入り込めないような部分までヨコエビなら処理できます。
何か小さな生物が水槽内で死んだときも、ヤドカリやムシロガイと共に素早く分解するので
飼育水が急速に悪化するリスクを避けることができます。
ヨコエビは夜行性なので、ライト点灯中にウジャウジャ出てくるようなことはまず無く
鑑賞性も阻害しません。

2:魚の生き餌
人工餌を食べないタツノオトシゴの餌として有名ですが
ほとんど全ての海水魚にとって、ヨコエビは大好物です!
「水槽内にヨコエビが増えすぎて、気持ち悪くて困る」という話も聞きますが、
羨ましい話だと思ってしまいますね。
ヨコエビを入れた直後から、スズメダイやベラのような活発な魚は
狂喜乱舞してヨコエビを食べまくります。
ヨコエビはライブロックの穴や底砂の裏を住みかとするんですが、
それも目敏く見つけた魚によってかなり食べられてしまいます。
つまり、ヨコエビがたくさん居ても、魚によって常に数が抑えられるわけです。
魚にとっては栄養価が高く食いつきの良い生餌になり、一石二鳥!
逆に、「ヨコエビを駆除したいからマンダリンを入れる」というのは止めて欲しいです。
うちに居たマンダリンフィッシュ(ニシキテグリ)
妄想アクアリウム
確かにマンダリンによってヨコエビは食べ尽くされるでしょうが、
その後はどうするんですか?
テグリ類は、そのままではほぼ人工餌を食べません。
放っておくと、間違いなくすぐに餓死します。
テグリを愛する私からすれば、そんな用途で飼わないで欲しいです。
マンダリンじゃなくても遊泳性の魚が居れば、ヨコエビの数は増えないでしょう。
うちのルビーレッドドラゴネット(ミヤケテグリsp.)ペア
妄想アクアリウム妄想アクアリウム
3ヶ月経っても未だに全く人工餌も冷凍餌も食べないので、
毎日湧かしているブラインシュリンプが生命線です。
水槽内にヨコエビが自然繁殖していれば、
ブラインが湧かせないときの餓死を避けることもできますし
小型テグリ1匹くらいなら無給餌で飼うことも可能です。

3:ウミケムシ対策
立ち上げから約8ヶ月経ちましたが、私の水槽ではまだ1度もウミケムシを見かけていません。
が、これだけ付着生物が多いライブロックでウミケムシだけ居ない
なんてことはまずありえないので、今のうちに手を打っておきたいのです。
具体的には、ウミケムシとライバル関係にあるヨコエビを導入して繁殖させます。
ウミケムシと同じベントス(底生生物)であるヨコエビを先に増やしておけば
ウミケムシに餌や生態圏が回らず、繁殖が抑えられるという寸法です。
仮にヨコエビが爆発的に繁殖しても、ほとんどの魚が喜んで食べるため、
あっという間にヨコエビは食べ尽くされてしまうでしょう。
逆にウミケムシが増えてしまうと非常に問題が多いです。
毒のトゲを持つウミケムシを食べる動物はほとんど居ません。
アロークラブやオトヒメエビはウミケムシを捕食するらしいですが、
他のゴカイ(ケヤリムシを含む)や小型甲殻類や小魚までも食べてしまうため、
これらの導入はなかなか厳しいものがあります。
という訳で、ウミケムシは増やさないのが一番。
そのためには、ウミケムシが大発生する前から綿密に対策を練っておくのが大切です。

どうでしたか?これでヨコエビに対する見方は変わりましたか?
食物連鎖の下層を占めるヨコエビは、水槽内で少しでも豊富な生態系を構築する上で
重要な役割を果たしていることが分かってもらえたかと思います。

あと、誤解されている点としては…
ヨコエビはサンゴに害を与えることはまずありません。
弱ったり死んだサンゴを食べる可能性はありますが、これはエビやヤドカリも同じです。
うちの場合は大きく成長したホンヤドカリがデトリタスやコケだけでは餌不足で
マメスナギンチャクを食べ始めたので隔離しましたが、もっと言うなら…
ペパーミントシュリンプはカーリー(セイタカイソギンチャク)駆除で有名ですが、
エビはカーリーだけを選んで食べるでしょうか?答えはノーです。
当然、他の種類のイソギンチャクも食べますし、個体差はありますが
イソギンチャク近似種のマメスナやディスクコーラルを食べてしまう可能性も高いです。
同様の理由で、キャメルシュリンプによるソフトコーラルの食害もよく聞きます。
ただし、ヨコエビは付着性が高い(何かにしがみ付くのを好む)ので、
一気にあまりにもたくさん水槽へ入れてしまうと、魚のエラなどにヨコエビが付着してしまい
最悪の場合、魚が死んでしまうこともありえますので、ご注意を。

ヨコエビは、リーフタンクにとって害虫どころか非常に重要な存在なのです。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
みなさんのマリンアクアリウムライフのお役に立てますように!

にほんブログ村にも登録しています!
にほんブログ村 観賞魚ブログへにほんブログ村 観賞魚ブログ 海水魚へにほんブログ村 観賞魚ブログ ボトルアクアへ
にほんブログ村 観賞魚ブログ 海水魚へ
人気ブログランキングにも登録しています!
スポンサーサイト

ヨコエビ投入

30cm水槽立ち上げ 23日目
6月4日(火)

水質検査の結果を書くのを忘れていました。

水温 26度
アンモニア(NH3)0mg/l
亜硝酸塩(NO2)0+mg/l
硝酸塩(NO3)0+mg/l
ペーハー(pH) 8.0pH
炭酸塩硬度(KH)10d
カルシウム(Ca)400mg/l

サンゴを出し入れしましたが、水質には影響無くて一安心。

ん!?何かが底砂に倒れてる?と思ったら
妄想アクアリウム
妄想アクアリウム
サンゴモエビが脱皮していました。
妄想アクアリウム
ちなみに、サンゴモエビは保護色なのでこんなに地味です。

以前の「好調なときほど対策を練る」で考察した通り、
横海老屋から購入したヨコエビを投入しました。
撮影する余裕が無かったですが、こんな感じ↓
ヨコエビ + 付着性プランクトン

袋の中はものすごい数のヨコエビです!
2時間くらいかけて慎重に水合わせを行った結果、
1,000匹くらいのヨコエビが入ったのでは!?
ガラス面にもびっしりとヨコエビがくっついています。
妄想アクアリウム
100均でストッキングを買ってきてプランクトンネットにしよう
と考えていましたが、今回は結局使わなかったです。

ヨコエビと一緒にホンダワラという海藻が入っていたのですが、
その海藻に見慣れない小さな生き物がしがみついています。
なんだこれ?何かの幼生か?
ネットで調べてみたら、ワレカラという生物でした。
ワレカラ
小さなモンスター「ワレカラ」
こんな生物がいることも知りませんでした。
毎日、新鮮な出来事が起こる。
これが海水飼育の醍醐味でもありますね!

 

Template Designed by めもらんだむ RSS
special thanks: Sky Ruins DW99 : aqua_3cpl Customized Version】


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。