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海藻導入のプロセス

90cm海水水槽 70日目
9月23日(火)
現在の海水水槽タンクメイト

今回は、海水水槽の脇役たる海藻にフォーカスしてみたいと思います。
90cm無濾過水槽には微生物を活動させるために、いくつかの海藻を入れています。

ヘライワヅタ
8月上旬
ヘライワヅタ
水槽導入からしばらくすると、葉が炭化したように黒くなり、
その後、葉がまとめて溶けていきました。
これは、海中で茂っていた元の葉が水槽環境に適応できず
枯れてしまい、新しく環境に合った葉が生えてくるプロセスです。
海藻は頑強種でも水質変動に敏感なので、
個人的には水合わせも重要だと考えています。
8月20日
ヘライワヅタ
ヘライワヅタ
古い葉が完全に消滅して、ランナーが伸びて成長しています。
こうなればもう安心。あとは育っていくだけです。
一度葉が枯れた時期には、ヤドカリが盛んに群がっていました。
小型で草食性の強いヤドカリを多めに導入しておくと
スムーズに新芽に移行できて海藻にも良いと思います。
私のオススメは、
・スカーレットリーフハーミット
・ブルーレッグハーミット
・マダラヨコバサミ
です。
いずれも小型種で大人しく、スカーレットリーフ以外は安価です。
マダラヨコバサミは地味ですが、いい仕事してくれるんですよねー。
8月29日
ヘライワヅタ
ランナーが長く伸びて、底砂にまで達しました。
9月23日
ヘライワヅタ
ヘライワヅタ
そして現在ではこの猛烈な繁栄っぷり。
ライブロックや底砂を覆い尽くす勢いなので、
トリミングの必要性をひしひしと感じます…
タカノハヅタやウミブドウより成長の遅めなヘライワヅタでも
デリケートな導入時を乗り切れば、こんな感じで定着して
猛烈な勢いで成長していきます。
海藻ってショップでは数千円するのに、この頃になると
どんどん捨てないと水槽が海藻だらけになってしまう矛盾;
もったいないので、ライブロック欠片に活着させて、オークションにでも出そうかなぁ。

レッドグレープ
8月20日
レッドグレープ
赤い海藻は成長が遅いのですが、順調な育成っぷり。
というか、これも茂ってきたらトリミングしないとな…
9月23日
レッドグレープ
右端に写っているウスコモンサンゴがミノウミウシにやられて
悲しいくらいに白化していっています;
水槽が不安定になってコケが繁殖した時期に
レッドグレープの先端もコケに覆われてそのままになっていますが
環境さえ落ち着けば、勢いでコケに負けることはありません。
逆に富栄養な環境が長く続けば、成長の遅いレッド系海藻は
ヤドカリが食べる量を上回るコケに覆われて、短期間で枯れてしまうでしょう。

ちなみに、赤色のウミブドウたるレッドグレープは
ショップではだいたい3,000円くらいするんですよねー。
トリミングして捨てるの本当にもったいないなぁ^^;

マユハキモ
マユハキモ
私が一番好きな海藻、マユハキモです。
このフサフサした繊細な葉が水流で揺れるのは美しいですし、
細かい葉の間は微生物からヨコエビ、カニまでの良い住処になります。
これはcharmで購入したもの。左側のように、元の葉が枯れ落ち、
右側のように環境に適応した新芽が生えてきます。
ただし、マユハキモはかなり飼育難易度高めだと思います。
強めの水流と強照明がないと、新芽が出ずそのまま消えてしまいます。
また(これは海藻全般に言えることですが)、定期的に葉が生え変わるので
そのタイミングで環境が良くないと、溶けるように消滅してしまいます。
マユハキモ
これは沖縄水族館から届いたもので、立派な株です。
右側のように真っ白になって枯れます。
まだ新芽が出てないので、適応できるか予断を許さない状態です。
マユハキモ
マユハキモ
なので、私はマユハキモをいくつか導入しておいて
水槽内の異なる環境の場所に置き、一気に全滅しないように配慮しています。
しかし、マユハキモも安くありません。
5cmくらいの小さな株でも2,000~3,000円はします。

購入時のポイントとして、必ずベースロックに活着しているものを選ぶべきです。
ベース無しのマユハキモが安価で売られていることがありますが、
輸送時の振動や強水流でバラバラに散ってしまうと、もう終わりです。
淡水水草のようにライブロックに縛って活着を試みたりしますが
私は一度も成功したことがありません。
淡水と違って水流が強いし、ヤドカリやマガキガイの干渉もあるせいだと思います。
センナリヅタなどは、ベースロックが無いもので全く問題ありません。
お好みの場所に入れておけば、ランナーが伸びて勝手に活着します。

マユハキモ
30cmキューブから持ってきたマメスナのポリプの隙間から
ウミブドウ(クビレズタ)が生えてきました。もしくはセンナリヅタでしょうか?
30cmキューブではウミブドウが爆発的に繁殖して手を焼いているので、
90cm水槽では先手を打って取り除いてしまいたいと思います。

海藻を茂らせる目的のリフジウムではなく、本水槽に導入するのなら、
ウミブドウとフェザープランツ(タカノハヅタ)は避けるべきだと思います。
この両種は爆発的に増え、欠片からも別の場所に飛んで繁殖するので
適切な量で管理するのが非常に困難です。
私の場合は、マメスナがウミブドウに覆われて消滅してしまいました。
いくら剛健なサンゴでも、照明を完全に遮られたら死んでしまいますからね…
ちなみに、いくら繁殖力の強い海藻でも導入はシビアに行って下さい。
温度合わせもせず清涼でない水に放り込んだりすると、
冗談ではなく一晩で溶けてしまうこともありえます。
このバランスの不安定さが、海藻の難しさなんですよねー…
でも、メリットも多いです。
何より、水槽内の微生物の数が全然違います。
プランクトンリッチな環境を目指す方には、海藻も必須だと思いますよ!

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ダンゴウオ水槽その後

20cm海水水槽 21日目
1月14日(火)
現在の近海産水槽タンクメイト

20cmキューブのダンゴウオ水槽のその後。
3匹のダンゴウオは
レッド(オス)・パープル(オス)・グリーン(メス)。
毎日深夜にせっせと餌付けを試み、
なんと!人工餌になかなか餌付かないダンゴウオが
3匹とも粒餌を食べてくれました!
ピペットを突きにくるほどの慣れっぷり。可愛すぎます。
毎日、寝るのが午前5時くらいになってしまいました(深夜に眺めすぎ^^;

しかし…
そのたった3日後、3匹中2匹(レッド・グリーン)を落としてしまいました。
水槽が絶好調から絶不調へ…
水質を測ると…アンモニア(NH3)が1.5mg/L近く検出されました。
当然、即水換えしたのですが…失われた命はもう戻りません。
あんなに元気だったのに!たった数日後には死んでしまうなんて。
苦しそうに水面付近まで上がってきていたダンゴウオが忘れられません。
小型水槽の水質急変は骨身に沁みていたはずなのに…
どうしてもっと早く対応できなかったんだ。
急に食欲を失い、呼吸が速くなるサインがあったにも関わらず、
「昨日水換えしたから大丈夫では?」と安易に思い込んでしまった。
こんなことなら、ライブロックを入れなければ良かったのでは?
泣き出したくなる気持ちで自問を繰り返しましたが、
悲しみに暮れている場合じゃない。今すぐやることがあります。
生き残ったダンゴウオのためにも、水槽環境を一刻も早く戻すことが急務。
しかも、以前に注文していたダンゴウオのメスが到着してしまいます。
水槽の調子が悪いときに新たに魚を入れたくないですが、致し方ありません。
アンモニアが検出されなくなるまで毎日朝夕に水質チェックと換水。
自分のためにも、時系列で記録を残しておきます。

1月4日(土) ダンゴウオの人工餌の餌付けに成功。
1月5日(日) ダンゴウオが餌を食べなくなる。
1月7日(火) ダンゴウオ2匹落ちる。1/2換水。
1月8日(水) 新たにダンゴウオ3匹導入。1/2換水。
1月9日(木) 天然海水で1/2換水。
1月11日(土) アンモニアが検出されなくなる。
1月12日(日) ダンゴウオ4匹とも餌を食べず。
1月13日(月) パープルの調子が戻る。餌付けにも成功。

水質が急変したのはライブロック1kgを入れたせいなのですが、
長期的に見ればライブロックがあった方が安定するので。
ライブロックのおかげでプランクトンリッチな環境にもなっています。
(そのせいで水質悪化を見逃してしまった訳なんですが…)

新たに迎えたダンゴウオ3匹は
ブラウン(メス)・ブラウン(メス)・パープル(メス)
と思われます。
今回の3匹はなかなか餌付きません。
以前に購入した3匹は水槽前面に出てきて容易に餌付いたのは、
もしかしたらショップで餌付けされていたのかもしれませんね。

さて、ダンゴウオの混泳として、近海産の生体も入れてみました。

ヨツハモガニ
妄想アクアリウム
小さくて草食性のカニです。
妄想アクアリウム
このカニは、海藻などを千切って頭や甲羅に付けて
カムフラージュするという生態なんです。
どこに居るか分かりますか??
妄想アクアリウム
ヘライワヅタを頭に付けています。
カニは隠れているつもりですが、逆に目立っている気もしますw
妄想アクアリウム
妄想アクアリウム
体色がライブロックに溶け込み、なかなか見つけにくいです。

コシダカウニ
妄想アクアリウム
数cmしかない小さな近海産のウニ。
石灰藻を食べる可能性があるので入れないでおこうかと考えてましたが、
実物を目にして思わず買ってしまいました。
妄想アクアリウム
妄想アクアリウム
このライブロックには海藻が豊富に生えているので、餌には困らないはず。

ツノモエビ
妄想アクアリウム
妄想アクアリウム
アマモ場に生息する、緑色の草食エビ。
妄想アクアリウム
見た人からは「バッタ?」という意見もありました。
確かに、エビというよりバッタにも見えますね^^;
妄想アクアリウム
え!?死んでる?と思ったら、脱皮してました。
ふー、心臓に悪い。
妄想アクアリウム
この後、底に横たわってましたが…生きていました。
焦らさないで欲しいなぁ。
ちなみに、ヨツハモガニも脱皮しました。
死んだのかと思って本気で焦りました。
ダンゴウオが落ちてからというもの、
近海産水槽では水槽崩壊の恐怖に怯えています。

30cmキューブ海水水槽なんですが、現在こんな感じ。
妄想アクアリウム
ライブロックにワッサワサとものすごく海藻が生えています。
このライブロック、導入時には海藻なんて全く生えてなかったんですよ?

昨年5月19日キュアリング直後↓
妄想アクアリウム
それが、サボテングサやらタカノハヅタやらウミブドウやら…
いったいどこからやってきたのか謎です。

上から見た図↓
妄想アクアリウム
照明からの光が海藻に遮られて、アワサンゴやツツウミヅタが窮屈そう。
こうなったら、淡水水草のようにトリミングするしかないな!!
妄想アクアリウム
こんな感じに切った海藻は、近海産水槽へ移しました。
丁寧に水合わせしましたが、水温16度なので定着してくれるかどうか。
サボテングサはもったいないけどドッサリ捨てました。でもまたすぐ生えてくると思います。
買うと高いんですよね、サボテングサ。1株800円くらいするんじゃないかな。
妄想アクアリウム
トリミング後の30cmキューブ水槽。
あんまり変わってないけど、一応すっきりしたということで。

あ、今回はダンゴウオの写真が1枚もない!

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